10月の教皇の祈りの意向:教会における信徒のミッション
教皇フランシスコは、2020年10月の祈りの意向について、ビデオメッセージをおくられた。
カトリック教会は、毎月、「教皇の祈りの意向」を示し、教会全体が日々の祈りの中で、その意向に基づいて祈るように招いている。
2020年10月は、「教会における信徒のミッション」のために、次のように祈る。
「洗礼によって信徒となった人々、特に女性の信徒が教会の責任ある分野にいっそう参加することができますように」。
教皇フランシスコは、今月の祈りの意向について、ビデオを通し次のように述べられた。
「誰も、司祭や司教として洗礼を受けた人はいません。わたしたちは信徒として洗礼を受けました。
信徒たちは、教会の主役です。
今日、特に教会における女性の存在をいっそう際立たせる機会を、もっと広げなくてはなりません。
そして、その存在を高めなくてはいけません。なぜなら女性たちは脇に置かれがちだからです。
重要な決定が行われる場に女性たちが加われるよう、推進する必要があります。
洗礼によって信徒となった人々、特に女性の信徒が、信徒のカリスマを減じてしまう聖職者主義に陥ることなく、教会の責任ある分野にいっそう参加することができるよう祈りましょう。」
08 10月 2020, 17:00