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ローマ教区の司教座聖堂、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ大聖堂 ローマ教区の司教座聖堂、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ大聖堂  (Vatican Media)

教皇、パンデミック危機に苦しむ人々のための基金をローマ教区に創設

教皇フランシスコは、労働者をはじめ、パンデミック危機の影響下で困窮する人々のため、ローマ教区に基金を創設される。

教皇フランシスコは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で困窮する人々、特に不安定な雇用状態にある労働者たちのため、ローマ教区に基金を創設される。

これについて教皇は、ローマ教区教皇代理アンジェロ・デ・ドナーティス枢機卿に宛てた書簡で、労働者の尊厳を人々に喚起させるために、「ローマ司教として『神なる労働者イエス基金』を教区に創設することを決意した」と述べている。

そして、教皇は、最初の出資金として100万ユーロをローマ教区カリタスに入金されたことを記している。

この新しい基金は、新型コロナウイルスによる危機に苦しむ人々の支援を目的とするもので、教皇は中でも「セーフティネット制度の外に取り残される恐れのある人々、自立できるよう寄り添う支援を必要とする人々のため」としている。

また、教皇は労働の世界の中で大きな割合を占める、日雇い労働者や季節労働者、有期契約やパートなど非正規雇用労働者、試用期間の労働者、在宅労働者、小規模経営者、個人事業主などで、特に新型コロナウイルスによる打撃を最も受けた業界の人々に思いを向けている。

教皇は、これらの労働者の多くが家庭の父や母として、子どもたちに食卓を整え、生活に必要最低限のものを保証することに苦心している現実を見つめられた。

教皇は、『神なる労働者イエス基金』の創設が、ローマのための真の連帯となり、皆が自分にできることを通してパンデミック危機後の共同体再生に貢献する機会となることを望まれた。

09 6月 2020, 17:16