教皇、国連事務総長と会見
教皇フランシスコは、アントニオ・グレーテス国連事務総長と会見された。
教皇フランシスコは、12月20日、アントニオ・グレーテス国連事務総長をバチカンに迎えられた。
バチカンの広報局の発表によれば、来年の国際連合設立75周年を前に行われたグレーテス事務総長の訪問で、教皇は世界平和のための国連の努力を評価された。
この席では、持続可能な開発目標の達成プロセスや、多国間主義の危機などについて意見が交換され、移民や、人身取引、気候変動、軍縮など、今日の諸問題の取り組みの難しさが指摘された。
また、様々な紛争状況、社会の不安定化、重大な人道危機などについても話し合われた。
会談の後、教皇とグレーテス国連事務総長は共にメッセージを発表した。
この中で教皇は、世界で奉仕のために無償で自らを捧げているたくさんの人々、多くの善に感謝され、わたしたちは一人で自分を救うことはできない、と話された。
教皇は、不正義や不平等、世界における飢餓や貧困、水や食料、医療の不足のために子どもたちが亡くなるというスキャンダル、子どもに対するあらゆる形の搾取に背を向けることはできない、と訴えた。
また、紛争や暴力、貧しさ、気候変動などのために祖国を離れ、しばしば悲しい運命に会う兄弟姉妹たちを前に目を閉じることはできないと述べられた。
そして、蹂躙される人間の尊厳や、まだ生まれる前の、あるいは治療を必要とする人命への攻撃、多くの無実の人の命を奪う数多くの戦争を前に、無関心でいないよう、呼びかけられた。
教皇は、クリスマスは、わたしたちの人生で最も大切なものは、愛であることを思い出させてくれる、と話された。
20 12月 2019, 18:14