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グアダルーペの聖母:教皇、アメリカ大陸に捧げるミサ

アメリカ大陸の保護者、グアダルーペの聖母の日、教皇フランシスコはバチカンでミサを捧げられた。

カトリック教会の典礼暦は、12月12日、南北アメリカ大陸の保護者、グアダルーペの聖母を記念した。

教皇フランシスコは、グアダルーペの聖母を祝い、この日の夕方、バチカンの聖ペトロ大聖堂で、同大陸の人々と共にミサを捧げられた。

ミサは、中南米諸国の信者たちの鮮やかな民族衣装や、教皇庁立ピオ・ラテンアメリカ神学院の司祭たちのギター伴奏で合唱される聖歌などに彩られ、聖母に対する人々の熱い信心を表すものとなった。

教皇は原稿を用いない説教で、マリアの母であると同時に弟子でもある側面を示し、マリアは、イエスが自分の子であっても、唯一の贖い主、師としての御子の忠実な弟子であったと強調された。

また、わたしたちすべてに向けられた、マリアの母性に触れた教皇は、マリアはすべての民の母、教会の母、そして何よりもわたしたちの心、魂の母である、と語られた。

そして、グアダルーペの聖母がメスティーサ(白人と先住民の間に生まれた女性)の姿をとっているのは、聖母の出現を見たインディオ、聖フアン・ディエゴをはじめ、すべての人々の間で、すべての人々の母となるためであった、と話された。

ミサの終わりに、教皇庁司教省長官、ラテンアメリカ委員会議長、マーク・オーレット枢機卿が、翌日記念される、教皇の司祭叙階50周年にお祝いを述べた。

13 12月 2019, 12:07