聖フランシスコの祝日:教皇、バチカン庭園で植樹
アッシジの聖フランシスコの祝日、バチカン庭園で教皇フランシスコによる植樹が行われた。
カトリック教会の典礼暦は、10月4日、アッシジの聖フランシスコを祝った。
自然を愛し、すべての被造物を通して神を賛美した聖フランシスコは、自然保護の聖人とされている。
教皇フランシスコは、エコロジー的回心をテーマとした回勅「ラウダート・シ」のタイトルを、聖フランシスコの「太陽の賛歌」中の言葉から採られている。
キリスト教諸教会の参加のもと、9月1日から始まった、被造物を保護するための祈りと行動の月間、「被造物の季節」(Season of Creation)は、この聖フランシスコの祝日に終了した。
この日、教皇は植樹式を行われ、バチカン庭園の一角にセイヨウヒイラギガシ(トキワガシ)の苗木を植えられた。
「アマゾン周辺地域のための特別シノドス(世界代表司教会議)」(10月6日~10月27日)の開会を二日後に控え、植樹式には、アマゾン地域の先住民の代表らも参加。地域の伝統的な歌や舞踏が紹介された。
教皇は、間もなく始まるアマゾン・シノドスを、聖フランシスコの保護に託して祈られた。
04 10月 2019, 17:56