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教皇フランシスコ、マダガスカルの観想修道女たちと 2019年9月7日 アンタナナリボ・女子カルメル会修道院で 教皇フランシスコ、マダガスカルの観想修道女たちと 2019年9月7日 アンタナナリボ・女子カルメル会修道院で  (Vatican Media)

マダガスカル訪問:教皇、女子カルメル会修道院で昼の祈り

教皇フランシスコは、マダガスカル首都アンタナナリボの女子カルメル会修道院で、昼の祈りを修道女らと共にされた。

マダガスカルを訪れた教皇フランシスコは、9月7日、首都アンタナナリボの女子カルメル会修道院で、昼の祈りを修道女らと共にされた。

マダガスカルに、ベルギーから最初の女子跣足カルメル修道会の修道女たち10名が到着したのは、1921年のことである。修道女たちは、1927年に、アンタナナリボのアンパサニマロ地区に共同体を作り、1937年にようやく今日の修道院の礎石を据えたが、その完成を見たのはさらに20年後のことであった。現在、共同体は、志願者、修練者を含めて17名で構成されている。

カルメル会修道院の聖堂で行われた教皇との集いには、マダガスカル全土の様々な観想修道会から、およそ100人の修道女たちが参加し、昼の祈りを唱和した。

教皇は、祈りに続いて行われた講話で、準備した原稿を用いず、修道女たちに語りかけた。

この席で教皇は、「主に従うには、常に勇気を必要とする。一番重い仕事は神がしてくださるとしても、それを神に委ねるにも、勇気が必要」と話された。

そして、皆の召命を励ますために、教皇はご自分の司祭生活を支えてくれたある若い修道女の話しをされた。

その若い修道女は、ある夕方、一人の高齢の修道女が食堂に歩いて行くのを助けていたが、関節痛を患い、大変気難しいその修道女を世話することは、並大抵の忍耐ではできないことであった。しかし、その若い修道女は、微笑みながら、それをすすんで引き受けていた。

教皇はこのエピソードを語った後、「これはおとぎ話ではなく、本当にあった出来事です」と述べ、その若い修道女の名は、『幼きイエスのテレジア』です」と明かされた。

こうして、教皇は、カルメル会修道女、リジューの聖テレーズ(1873-1897)の生涯を振り返りつつ、共同生活を愛をもって生きるためのヒントを示された。

そして、「大きなことも、小さなことも、愛を持って行う」、「完徳への道は、従順の道の小さな一歩一歩にある」、「小さな一歩をしるすための勇気、『自分の小ささを通して神は世の救いを完成させられる』と信じる勇気を持つ」、「奉献生活に忍び寄る世俗に注意する」、「長上への従順は、イエスへの従順、愛への従順」などの助言を行われた。

教皇は講話の最後に、今、小さきテレジアは、高齢の修道女ではなく、高齢のご自分に付き添っていると語り、聖女が「誠実な友」として自身の司祭生活のあらゆる一歩を共にしてくれたことを証ししたかった、と話された。

07 9月 2019, 15:42