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教皇フランシスコ、東方教会の教会法の研究者らと 2019年9月19日 バチカン宮殿 教皇フランシスコ、東方教会の教会法の研究者らと 2019年9月19日 バチカン宮殿 

教皇、東方教会教会法の研究者らと

教皇フランシスコは、東方教会の教会法の研究者らとお会いになった。

教皇フランシスコは、バチカンで9月19日、東方教会の教会法の研究者らに挨拶をおくられた

この日、教皇がお会いになったのは、東方教会法学会が主催した会議の参加者およそ80名。

東方典礼カトリック教会、東方正教会などから専門家が集う同学会は、このたび「東方教会間の50年の出会い:教会法はエキュメニカル対話にいかに貢献するか」をテーマに、ローマの教皇庁立東方研究学院で会議を開催していた。

関係者への挨拶で、神学から霊性学、典礼から司牧まで、「わたしたちはいかに多くを互いに学び合うことができるだろうか」と述べた教皇は、教会法もまた、エキュメニカル対話を豊かにするための本質的役割を負っている、と話された。

教皇は、共に歩む「シノドス性」の大切さを強調する中で、この教会法の研究も、共に歩み、耳を傾け、伝統を比較し合い、完全な一致への道を模索するという意味で、一つのシノドス的側面を持っている、と指摘された。

教皇は研究者らの仕事が、教会法の発展のみならず、「すべての人を一つにしてください…そうすれば、世は、…信じるようになります」(ヨハネ17,21)という主の祈りの完成により近づくための大きな助けとなることを願われた。

19 9月 2019, 16:23