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教皇、アルバーノ教区のカテドラルで司祭らと祈り

ローマ近郊アルバーノ・ラツィアーレを訪問された教皇フランシスコは、カテドラルで司祭らと共に祈られた。

教皇フランシスコは、9月21日(土)午後、ローマ近郊カステリ・ロマーニ地方の町、アルバーノ・ラツィアーレを司牧訪問された。

同日夕方、聖パンクラツィオ殉教者に捧げられた、アルバーノのカテドラルを訪れた教皇は、アルバーノ教区のマルチェッロ・セメラーロ司教や、地元の行政関係者らに迎えられた。

教皇を歓迎するために、カテドラル前の一角に描かれた壁画(ムラーレス)が披露された。

この壁画は、教皇フランシスコのエコロジー的回心をテーマとした回勅「ラウダート・シ」から着想を得たもので、公害で黒ずんだ空の汚れを拭き、青空をのぞかせようとする教皇の姿が表されている。教皇は市長から画の説明を受け、感謝を述べられた。

また、教皇はミサのために詰めかけた市民らに挨拶をおくられた。

カテドラルに入られた教皇は、アルバーノ教区の司祭らと共に祈りを唱えられた。

9月21日、カトリック教会の典礼暦は、聖マタイ使徒福音記者を記念した。

アルバーノのセメラーロ司教は、バチカンニュースのインタビューに答え、この日は、教皇フランシスコにとって、司祭召命を受けた日であると同時に、アルバーノ教区にとっても、2008年、前教皇ベネディクト16世が修復を終えたカテドラルの主祭壇を祝別し、新しい司教座を祝った日でもある、と語っている。

こうした機会に行われたカテドラルでの集いで、教皇は教会のために祈るよう司祭らを招くと同時に、司教と司祭らは教皇のために祈った。

この後、教皇はカテドラル前の広場で、市民のためにミサを捧げられた。

21 9月 2019, 18:54