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教皇庁ラテンアメリカ委員会の出版物「市民運動の激流:今日の『レールム・ノヴァールム』」 教皇庁ラテンアメリカ委員会の出版物「市民運動の激流:今日の『レールム・ノヴァールム』」 

教皇「市民運動は社会の変革を促す力」ラテンアメリカ委員会の出版物に

教皇フランシスコは、教皇庁ラテンアメリカ委員会が編纂した市民運動をテーマとした本に序文を寄せられた。

教皇フランシスコは、市民運動をテーマとした本に序文を寄せられた。

教皇が序文を記されたのは、教皇庁立ラテンアメリカ委員会の出版物「市民運動の激流:今日の『レールム・ノヴァールム』」。

バチカン出版局より今年9月に発表されるこの本は、2014年にバチカンで開催された市民運動の国際ミーティングをきっかけに、以来、同委員会が南米各地の市民運動関係者たちの声を集め、編纂したもの。

教皇はこの本の序文で、社会の大きな変革を助ける力には、教会のみならず、からし種のように小さな種から枝を伸ばし実を結んでいく人々の存在がある、と述べている。

国や文化を超えたこれらの市民運動を、教皇は、出会いの文化を基礎とした「多様性のモデル」として認識されている

この本に示された様々な市民運動の正義を求める闘いは、「大きな別の社会のあり方、深い叫び、さからいのしるし、『すべては変えられる』という希望を表すもの」と、教皇は述べ、その運動や苦しみを通し、規制の支配モデルに対抗する姿を、より良い未来の「歩哨」にたとえている。

今日の人類は、恐れや、外国人への偏見、人種差別などを特徴とする社会変化に直面している、と記す教皇は、こうした中、市民運動はわたしたちの民主主義を再び活性化するための、倫理的な力の源泉となりうる、と強調されている。

19 8月 2019, 18:35