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Vatican News
ヴァンサン・ランベールさんの両親 ヴァンサン・ランベールさんの両親  (AFP or licensors)

教皇「神の贈り物である命をいつも守ろう」

四肢麻痺で長年にわたり治療中のフランス人男性をめぐり、延命治療の打ち切り方針とそのための手続きが進む中、教皇フランシスコは、「神の贈り物である命を、その初めから自然な死に至るまで、いつも守ろう」とメッセージされた。

教皇フランシスコは、5月20日のツィートで、「重い病気の状態にある人々のために祈りましょう。神の贈り物である命を、その初めから自然な死に至るまで、いつも守りましょう。切り捨ての文化に負けてはなりません」とメッセージされた。

フランスでは、2008年、交通事故によって脳に重大なダメージを受け、四肢麻痺で、10年以上にわたり治療を受けてきたフランス人男性、ヴァンサン・ランベールさんをめぐり、延命治療の打ち切りの方針が告げられ、そのためのプロセスが進んでいる。

ランベールさんの状態については、これまで「最低限の意識がある」という見解と、「慢性的植物状態」という見解が、家族内でさえ対立してきた。

ランベールさんの治療にあたる医師は、5月20日に延命治療中止の方針を伝えている。

一方、ランベールさんの両親は延命継続を求め、マクロン仏大統領に継続を訴える公開書簡を弁護団を通し発表した。

また、国連の障害者権利委員会は、この件について法的審査が尽くされない限り、必要な治療を中断することがないように要請している。

20 5月 2019, 18:52