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教皇フランシスコ、ラ・サール会関係者との集いで 2019年5月16日  教皇フランシスコ、ラ・サール会関係者との集いで 2019年5月16日   (Vatican Media)

教皇、ラ・サール会関係者との出会い、創立者の帰天300年に

教皇フランシスコは、ラ・サール会関係者とお会いになった。

教皇フランシスコは、バチカンで5月16日、ラ・サール会の関係者とお会いになった。

ラ・サール会(キリスト教学校修士会)は、聖ジャン=バティスト・ド・ラ・サール(フランス 1651-1719)によって創立された修道会で、キリスト教理念に基づいた青少年教育を目的としている。

ラ・サール会ファミリーは、現在、約3.500人の修道会員が、およそ9万人の教育者と共に、日本を含む世界83か国の約1000の機関で教育活動を行っている。

教皇とラ・サール会関係者との出会いは、創立者・聖ジャン=バティスト・ド・ラ・サール帰天から今年300年を機に行われた。

バチカン宮殿のクレメンスの間で行われたこの集いには、ラ・サール会の会員300人をはじめ、世界各国の同会運営の学校の教師たち、また在校生・卒業生らが参加した。

教皇は関係者らへの挨拶で、同会創立者の、当時としては革新的な、教育をめぐる理念や創造性を振り返られた。

中でも、教育とは貧しい人々をも対象にしたすべての人の権利であるという信念、また、同会が司祭ではなく、修道士(ブラザー)たちの共同体という特徴を持ち、修道士らは教師という新しい役割のもとに、当時の社会の現実に深く入り込み、市民社会の発展に貢献したことなどを挙げられた。

また、教皇は、ジャン=バティスト・ド・ラ・サールが、学校という場所の重要性を悟り、教師は単なる職業ではなくミッションであるとの直観のもと、ふさわしい教師の育成に注いだその情熱を思い起こされた。

そして、授業でのラテン語をフランス語の使用に改めたほか、宗教関係者でなくても、教師になることを希望する一般の若者が学べる師範学校を創立、成人のための日曜学校や、素行問題のある青少年や受刑者らの更生のための寄宿舎を設けた、聖ラ・サールの教育的リアリズムに言及された。

教皇は、聖ラ・サールの社会の最も弱い立場の人々や見捨てられた人々への情熱に倣い、その使徒的証しに従いながら、「死の文化」が広がる場所で、「復活の文化」の主役になって欲しい、と同会関係者らを励まされた。

16 5月 2019, 17:54