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教皇、ローマ郊外の介護療養施設を訪問

教皇フランシスコは、ローマ郊外の介護療養施設を訪問された。

教皇は、月に1回程度、金曜日の午後を、医療・福祉・教育施設等への訪問・交流行事にあてている。

「いつくしみの金曜日」と呼ばれるこの行事で、教皇フランシスコは、4月12日、ローマ郊外の介護療養施設「ヴィッラッジョ・エマヌエレ」を訪れた。

「ヴィッラッジョ・エマヌエレ」は、ローマ北部にある、認知症の人々のための共同生活を通した介護療養施設。

認知症患者のためのイタリアでも最も先進的なこの施設は、「ヴィッラッジョ」(村)という名のとおり、広い敷地内に、6人住まいの14の住宅のほか、ミニマーケット、カフェ、レストラン、図書館、ジム、診療所など、生活・レクリエーション・交流・医療ケア等、暮らしに必要な様々なスペースが設けられ、入居者らが日常性・社会性を大切にしながら生活できるよう配慮されている。

施設をサプライズ訪問された教皇は、驚きと喜びに包まれた入居者や職員たちと交流された。

教皇は入居者らの暮らしをご覧になり、一人ひとりに励ましと祝福を与えられた。

12 4月 2019, 18:25