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教皇フランシスコ、ヴェッレトリ刑務所で洗足式 2019年4月18日 教皇フランシスコ、ヴェッレトリ刑務所で洗足式 2019年4月18日  (Vatican Media)

聖木曜日:教皇、ヴェッレトリ刑務所で「主の晩餐」ミサ

「聖木曜日」の午後、教皇フランシスコは、ローマ近郊ヴェッレトリの刑務所で、「主の晩餐の夕べのミサ」を司式された。

4月18日、「聖木曜日」の午後より、教会の典礼は、主の受難と死と復活を記念する「過ぎ越しの聖なる三日間」に入った。

「聖木曜日」の「主の晩さんの夕べのミサ」から、「復活の主日」の「晩の祈り」まで続く、この「過ぎ越しの聖なる三日間」は、一年を通じた典礼の頂点をなすものである。

「過ぎ越しの聖なる三日間」の始まりとなる「主の晩餐のミサ」では、受難を前にしたイエス・キリストが、最後の晩さんにおいて、聖体とミサ聖祭、司祭職を制定したことを思い起こす。

また、このミサでは、イエスが最後の晩さんの前に、愛と奉仕の模範として、自ら弟子たちの足を洗ったことにちなんで、「洗足式」が行なわれる。

同日夕方、教皇フランシスコは、ローマ近郊ヴェッレトリの刑務所を訪問。所内のホールで「主の晩餐の夕べのミサ」を司式された。

ヴェッレトリ刑務所は、1991年に開設され、入所者は現在577人。入所者の約60%は、イタリア以外の国籍を持つ。

教皇フランシスコが、「主の晩餐の夕べのミサ」を刑務所でとり行うのは、カサル・デル・マルモ、レビッビア、パリアーノ、レジーナ・チェリの各刑務所に続いて、今回が5回目となる。

ミサの説教で教皇は、原稿を用いずに、直接受刑者らに語りかけられた。

教皇は、最後の晩さんでイエスが弟子たちの足を洗ったことを思い起こしながら、主イエスはすべての権力を持っておられたにも関わらず、当時奴隷が行っていたこの仕事を自ら行うことで、互いに奉仕し合うことを教えられた、と話された。

そして、これは他人を支配するという野心を超えて、奉仕の内に兄弟として生きることを教えている、と語られた。

司教をまず第一の奉仕者とし、一人ひとりが他の人に奉仕しなくてはならない、と述べた教皇は、「仕えさせるのではなく、仕えること」、これがイエスの、そして福音の掟であると強調された。

この後、行われた「洗足式」で、教皇は祭壇の横に座った国籍も様々な12人の受刑者一人ひとりの足を洗われた。

18 4月 2019, 20:06