教皇フランシスコ在位六周年記念
枢機卿ホルフェ・ベルゴリオは2013年3月13日にコンクラーベにて第265代目の聖ペトロの後継者として選出され,フランシスコの名の下に教皇となり、2019年3月13日、教皇在位六周年を迎えた。
四旬節黙想会のために,教皇はローマ郊外アリッチャに滞在中ためバチカンでの教皇在位記念行事はないが、バチカンには世界中の多くの人々から祝辞が届いている。
あっという間の6年であったが、この6年間に教皇フランシスコは多くの偉業を成し遂げたといえる。
この6年間に、教皇は公式に1000回の説教を行った。そのうち670回は、毎朝信者たちと共に捧げられる、サンタ・マルタ館でのミサ中に行われたもの。サンタ・マルタ館でのミサ中での説教は、原稿なしの心から湧き出る言葉で、ミサ参列者たちに強く印象付けている。
ミサ以外でもすでに1200回の公式談話をされている。 そのほか毎週水曜日の一般謁見でのカテケシス、教会の教えの解説は、264回にわたっている。
日曜正午恒例のアンジェラスの祈りでの短い話も、すでに342回。
2つの回勅と36の使徒憲章、27の自発教令などを発布されている。
そのほかにも2回にわたり「シノドス」世界司教代表会議を主催された。
またこの他にも、世界42か国にわたる海外司牧旅行、24回のイタリア国内司牧訪問を実現されている。
そのほか数多くの列聖式を挙行された。その中には3人の教皇、ヨハネ23世、パウロ6世、とヨハネ・パウロ2世などがあり、そのほかにもカルカッタのマザー・テレサ、ファティマの牧童、ジャチンタとフランシスコ・マルト、そしてロメロ司教殉教者、幼きイエスの聖テレーズの両親、さらに二人の神秘家、フォリーニョのアンジェラと三位一体のエリザベットなどが含まれる。
13 3月 2019, 17:03