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パナマの若者たち(2016年のワールドユースデー・クラクフ大会で) パナマの若者たち(2016年のワールドユースデー・クラクフ大会で) 

教皇「世界青年の日大会」のためパナマ訪問へ

教皇フランシスコは、「世界青年の日」大会のため、パナマを訪問される。

教皇フランシスコは、1月23日、パナマ訪問に出発される。

教皇の訪問は、パナマ政府と同国司教団の招きに応えるもので、同国で開催される「世界青年の日大会」に出席することを目的としている。

「世界青年の日」(ワールドユースデー、WYD)は、全世界の若いカトリック信者たちの祭典。毎年、復活祭の一週間前の日曜日「受難の主日」に教区レベルで記念されるが、これに加え、数年ごとに開催国を変え、国際レベルの「大会」が行われる。

パナマへの旅は、教皇フランシスコにとって26回目の海外司牧訪問(イタリアを除く)。

ローマ教皇がパナマを訪れるのは、聖ヨハネ・パウロ2世の1983年3月5日の訪問に次いで、教皇フランシスコで2度目となる。

教皇のパナマ滞在1月23日から27日まで5日間。27日に帰国の途につき、28日にバチカンに戻られる。

初日、1月23日(水)朝、教皇はローマのフィウミチーノ空港から特別機でパナマに向けて出発。現地時間同日夕方、パナマの首都、パナマ市のトクメン国際空港に到着され、空港で歓迎式に臨まれる。

到着翌日、1月24日(木)午前、教皇はパナマ市内の大統領官邸に大統領を表敬訪問。続いて、ボリバル宮殿で同国各界要人および駐在外交団との出会いを持たれる。この後、市内の聖フランシスコ教会で中央アメリカの司教たちとお会いになる。夕方、教皇は海岸沿いの公園で、「世界青年の日大会」の参加者たちとの最初の出会いとして、若者たちによる歓迎行事に参加される。

1月25日(金)午前、教皇はパナマ県の都市パコラに移動。同地の少年刑務所で若い受刑者たちと祈りや告解の時を持たれる。夕方、パナマ市内に戻り、若者たちと十字架の道行きをとり行われる。

1月26日(土)午前、教皇はパナマ市内のカテドラルで同国の教会関係者らとミサ。正午に神学院でワールドユースデー参加者代表と昼食を共にされる。夕方から、市内の聖ヨハネ・パウロ2世公園でWYD大会閉会前の前夜祭に参加される。

1月27日(日)午前、前夜祭が行われた会場で、教皇はWYD閉会ミサを司式される。ミサの後、パナマ市内の医療福祉施設で若い障害者や病者らとお会いになる。午後、競技場でWYD大会のボランティアたちとの集い。夕方、トクメン国際空港での送別式を経て、ローマに向けて発ち、翌28日(月)バチカン宮殿に戻られる。

22 1月 2019, 15:49