教皇、パナマ大司教区のカテドラルでミサ、祭壇を聖別
教皇フランシスコは、修復を終えたパナマ大司教区のカテドラルの祭壇を聖別された。
教皇フランシスコは、1月26日、パナマ大司教区のカテドラルでミサを捧げられた。
パナマ訪問4日目、教皇は首都パナマ市内のカテドラルに向かわれた。
パナマ大司教区カテドラルは、1608年に建設が始まり、1716年に完成、1796年に献堂式が行われた。1882年の地震の後、大きな改修が行われた。現在、カテドラルは数年におよぶ修復を経て、昨年11月から再び公開されている。
教皇はこの日、ミサの中で、祭壇の聖別を行われた。
聖水の散水、聖書朗読、聖別のための祈り等に続き、祭壇上に注いだ聖油を手で塗り広げる儀式によって、教皇は新しい祭壇を聖別された。
このミサには、パナマの司祭や修道者、信徒運動の関係者らが参加した。
教皇は説教で、教会関係者が日々の奉仕の重みの中で陥りがちな「疲労」、特に「希望を疲労させること」に注意を促し、こうした時、イエスと自分との出会いを振り返り、イエスの愛の泉から渇きを癒してもらうよう励まされた。
26 1月 2019, 19:21