教皇、貧しい人のための診療所を訪問
教皇フランシスコは、バチカンの聖ペトロ広場に臨時設置された、貧しい人のための診療所を訪問された。
カトリック教会は、11月18日(日)、「第2回貧しい人のための世界祈願日」を記念する。
同祈願日は、「いつくしみの聖年」終了後の、2017年6月、最も貧しく、助けを必要とする人々へのキリストの愛を、全教会がより具体的に証しすることを願い、教皇フランシスコによって創設された。
この祈願日に合わせ、11月12日から18日まで、バチカンの聖ペトロ広場に、貧しい人々のための臨時診療所が設置された。
この診療所は、教皇の願いに応え、教皇庁新福音化推進評議会によって実現されたもので、朝8時から、夜の10時まで開かれている。
午前中は主に検査、午後は一般診療をはじめ、専門医の診察を受けることができる。
この運営のために、バチカンやローマの病院をはじめ、赤十字や、「ミゼリコルディア」と呼ばれる救急隊の医師や看護師らがボランティアで参加している。
教皇は、11月16日午後、新福音化推進評議会議長リノ・フィジケッラ大司教と共に、聖ペトロ広場の診療所をサプライズ訪問され、診察を受けに来た人々や、ボランティアの医療関係者ら一人ひとりと挨拶を交わされた。
16 11月 2018, 18:50