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教皇フランシスコ、聖墳墓騎士団の関係者との出会いで 2018年11月16日 教皇フランシスコ、聖墳墓騎士団の関係者との出会いで 2018年11月16日  (Vatican Media)

教皇、民主主義国のキリスト教徒らの「白い殉教」に言及

教皇フランシスコは、聖墳墓騎士団の関係者との出会いを持たれた。

教皇フランシスコは、バチカンで11月16日、聖墳墓騎士団の評議会メンバーとお会いになった。

聖墳墓騎士団(The Equestrian Order of the Holy Sepulchre of Jerusalem)は、教皇庁の保護の下に置かれた信徒の組織。その目的は、会員らのキリスト教生活の実践を高め、主に聖地におけるカトリック教会の事業と組織を支え助けることにある。現在、世界のおよそ40カ国に約3万人の会員を擁している。

同騎士団はこのたび評議員らによる定例会議をローマで開催していた。

教皇は関係者への挨拶で、すべての人を愛される神の優しさを証しし、迫害されるキリスト教徒たちに救いの手を差し伸べるよう願われた。

迫害されるキリスト教徒たちの数は常に増加傾向にあると述べた教皇は、迫害によって血の殉教にまで至る信者たちの存在を思い起こされた。

一方で、民主主義国において宗教の自由を制限された人々の、「白い殉教」といえる状況をも指摘された。

教皇は移民問題にも言及。同騎士団の移民危機における重要な人道的支援と、同騎士団によって運営される病院や学校での共同体や宗教の違いを超えた受け入れに感謝された。

同騎士団は、人々の物質的・社会的向上を目指す慈善団体ではないと教皇は述べ、その活動の最終目的は、隣人への福音的愛を通して、すべての人を愛される神の優しさと配慮をいたる場所で証しすることにあると強調された。

教皇は、人々への物資的救援は、常に祈りを伴うものでなければならないとし、会員らが崇敬する「パレスチナの聖母」にいつも祈り求めるよう励まされた。

16 11月 2018, 17:24