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バチカンで行われた、世界代表司教会議(シノドス)第15回通常総会開会ミサ 2018年10月3日 バチカンで行われた、世界代表司教会議(シノドス)第15回通常総会開会ミサ 2018年10月3日  (Vatican Media)

「若者」テーマのシノドス、教皇と司教らのミサで開幕

若者と召命をテーマにしたシノドスが、教皇と参加司教らによる共同司式のミサをもって開幕した。

「若者、信仰そして召命の識別」をテーマとした「世界代表司教会議(シノドス)第15回通常総会」が、10月3日(水)、バチカンで始まった。

教皇フランシスコは、同日午前、バチカンの聖ペトロ広場で、シノドス参加司教らと共に、ミサを司式。これによって10月28日(日)まで、26日間にわたる司教会議が開幕した。

シノドス出席のため、世界各国を代表してローマに集った司教らは、267名。日本からは、札幌教区の勝谷太治司教が参加している。また、このシノドスには、初めて中国から2名の司教が参加した。

「父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる」(ヨハネ14,26)

ミサの説教で、教皇はイエスが弟子たちに聖霊の助けを約束された言葉を引用。

「わたしたちの心を燃え立たせた主の御言葉(参照:ルカ24,32)を思い起こし、再び生き生きとよみがえらせることができるよう」聖霊の助けを祈られた。

教皇は、司教らがイエスと福音への情熱を思い起こすことで「夢を見、希望を持つ力」を新たにし、預言的で未来を見つめる力を持つ若者たちと、その夢と希望を分かち合えるようにと願われた。

そして、生き生きした信仰の情熱を保ちながら、悲観的な未来を説く預言者や、自分たちの限界や過ち、罪に押しつぶされることなく、心を燃え立たせ、聖霊の道を識別する力を得ることができるようにと述べられた。

聖霊の声に耳を傾けるために世界各地から集った司教たちについて語りながら、教皇は、特に今回、中国大陸から初めて参加した2名の司教に言及。

中国の司教らに歓迎の言葉をおくりつつ、「彼らの参加によって、全司教団とペトロの後継者との交わりは、いっそう目に見えるものになった」と述べられた。

若者たちは、彼らの尊厳ある人生の発展を妨げるすべてのものに対する戦い、創造性・知的な大胆さ・情熱・希望に満ちた献身を、わたしたちに望んでいると述べた教皇は、若者たちの人生を脅かし、そのビジョンを曇らせる死の商人たちの手に、彼らを委ねたままにすることはできない、と話された。

教皇は、「誠実に、祈りつつ、先入観なしに耳を傾ける」という恵みは、神の民が生きる様々な状況と交わることを可能にしてくれるだろうと語り、「神に耳を傾け、神と共に人々の叫びに耳を傾ける」態度の重要性を強調された。

シノドス参加司教の多くは、第2バチカン公会議の時代に青年期あるいは幼少期を過ごしていただろうと述べた教皇は、同公会議の若者たちへのメッセージを思い起こすよう招いた。          

そして「教会は、皆さんが構築しようと準備している社会が、人間の尊厳、自由、権利を尊重したものになることを熱望しています」   という、福者パウロ6世の言葉(「第2バチカン公会議の閉会にあたり若者たちに宛てたメッセージ」1965年12月8日)を示された。

教皇は、「教会は皆さんを信頼と愛をもって見つめています」と、シノドス参加司教らに励ましを与えられた。

03 10月 2018, 17:02