教皇、リトアニア・カウナスで正午の祈り
教皇フランシスコは、訪問先のリトアニアで日曜正午の祈りを唱えられた。
9月23日(日)、教皇はバルト3国訪問でリトアニアのカウナスを訪れ、ミサに続き、正午の祈りを信者と共に唱えられた。
教皇は祈りの前の説教で、75年前、ヴィリニュスのゲットーの破壊と共に、リトアニアにおけるユダヤ人への迫害が頂点に達したことを思い起こし、この悲劇の記憶を胸にし、あらゆる新たな有害な態度や風潮に警戒するよう説かれた。
また、教皇はリトアニアの巡礼地「十字架の丘」に言及。
過去に何万という人々がこの丘に十字架を立てたように、わたしたちも奉仕と献身という十字架を立て、自分たちの安楽を脅かす人々を疎外しようとする今日の傾向において、貧しい人や、少数派の人々に関心を向けることができるよう、聖母の助けを願われた。
23 9月 2018, 18:33