「弱い人々に寄り添い、神の優しさを伝えて」教皇、寡婦奉献者らに
教皇フランシスコは、寡婦の奉献者たちとお会いになった。
教皇フランシスコは、9月6日、奉献された寡婦たちのための国際会議参加者とお会いになった。
寡婦として生きることの困難さに理解を示された教皇は、配偶者を亡くした後で、主の呼びかけに応え、キリストに従う者として貞潔・従順・清貧の生き方を選び取ったこれらの奉献者たちを力づけられた。
そして、彼女たちが、神の恵みと教会のメンバーの支えによって、家庭や仕事、社会におけるそれぞれの役割を果たしながら、奉献生活を福音の精神に沿って生きることができるよう願われた。
困難と思われる状況の中でも、神は働かれるように、寡婦の奉献者らは神の愛を伝え、世のパン種、闇の中を歩く人々の光となるように召されていると教皇は強調。
兄弟愛に満ちたその生き方を通し、また人生で知った自分自身の脆さの経験をもって、小さき人々、弱い人々に寄り添い、神の優しさと愛を伝えて欲しいと、奉献者らを励まされた。
06 9月 2018, 16:47