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10月:教皇「教会のためにロザリオの祈りを」 10月:教皇「教会のためにロザリオの祈りを」 

10月:教皇「教会のためにロザリオの祈りを」

教皇フランシスコは、10月に、ロザリオの祈りを呼びかけられた。

教皇フランシスコは、10月に、ロザリオの祈りを呼びかけられた。

カトリック教会は、伝統的に10月を「ロザリオの月」としている。

バチカン広報局の声明によれば、教皇フランシスコは、10月の間、ロザリオの祈りを毎日唱え、神の民として、交わりと回心のうちに一致し、神の母と大天使ミカエルに、わたしたちを神から引き離し、わたしたち同士の間に分裂をもたらす悪から、教会を守ってくださいと祈るように招かれた。

教皇は、先日バルト3国訪問の出発前に、イエズス会士で「教皇の祈りの世界ネットワーク」の国際責任者であるフレデリック・フォルノス神父に、このロザリオの祈りをすべての信者に奨励し、そしてその祈りを聖母への古い祈りである「Sub Tuum Praesidium」と、わたしたちを悪から守り、悪との戦いにおいて助けてくださる大天使聖ミカエルへの祈りで締めくくるようにと願われた。

聖母への祈り「Sub Tuum Praesidium」は、3世紀にさかのぼる、神の母に捧げた最古のトロパリオン(典礼聖歌)で、次のように祈る。

「あなたの庇護のもとに、わたしたちは身を寄せます、神の聖なる御母よ。試練にあるわたしたちの願いを、さげすまないでください。わたしたちをすべての危険から、お救いください、栄光ある、祝福されたおとめよ」。

これに対し、大天使聖ミカエルへの祈りは、1884年、教皇レオ13世が教会を悪から守ることを願い、記したもので、次のように祈る。

「大天使聖ミカエルよ、わたしたちを闘いにおいてお守りください。よこしまな者たちと悪魔の罠から、われらを守る砦となってください。天使たちの長よ、魂たちの破滅をもくろみ、世をうつろう悪魔と悪霊たちを、神の御力をもって、地獄に落としてください。アーメン」。

29 9月 2018, 18:45