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日曜正午の集いで、巡礼者らに贈られた十字架 2018年9月16日 バチカン・聖ペトロ広場 日曜正午の集いで、巡礼者らに贈られた十字架 2018年9月16日 バチカン・聖ペトロ広場 

教皇、シチリア訪問での歓迎に感謝

教皇フランシスコは、日曜正午の集いで、前日訪問したイタリア・シチリアの人々に感謝を述べた。また、この日、バチカンの広場の巡礼者らに、十字架を贈られた。

教皇フランシスコは、9月16日(日)の「お告げの祈り」で、前日行われたイタリア・シチリア訪問を報告。

福者ピノ・プリージ神父(1937-1993)の殉教からちょうど25年目の9月15日、教皇は、シチリア州中部ピアッツァ・アルメリーナと、北西部の州都パレルモを訪問。特にパレルモでは市民と共にプリージ神父の追悼ミサを捧げ、郊外に同神父の足跡を訪ねた。

教皇は、シチリアの人々の温かい歓迎に感謝を述べると共に、現地の教会関係者らの司牧の努力をねぎらわれた。

そして、福者プリージ神父の模範と証しが皆を照らし、善は悪より強く、愛は憎しみより強いとの確信を与えてくれるように祈られた。

9月14日、典礼暦で「十字架称賛」を祝ってから2日目のこの日曜日、教皇は、バチカンの聖ペトロ広場に集う人々に、貧しい人々や、ボランティアの手を通して、手のひらほどの大きさの十字架を贈られた。

「十字架は神の愛のしるしです。十字架においてイエスはわたしたちのために命を捧げられました」と述べた教皇は、十字架を家の中の見える場所に置き、その前で観想し、祈って欲しいと願われた。

16 9月 2018, 13:40