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「La Civiltà Cattolica(ラ・チビルタ・カットリカ)」誌 「La Civiltà Cattolica(ラ・チビルタ・カットリカ)」誌 

「ラ・チビルタ・カットリカ」誌、日本版誕生へ

カトリック系定期刊行物「ラ・チビルタ・カットリカ」誌の日本版が誕生する。

 イエズス会員の執筆によるカトリック系定期刊行物「ラ・チビルタ・カットリカ」の日本版が誕生する。

 「La Civiltà Cattolica(ラ・チビルタ・カットリカ)」のイタリア版サイトが明らかにした。

 「ラ・チビルタ・カットリカ」は、教皇ピオ9世の在位下、1850年に創刊された歴史ある雑誌である。

 この日本版の発行は、今年4月20日に発行された中国版と共に、「ラ・チビルタ・カットリカ」創刊170年を記念するものとなる。

 同誌は、オリジナル版であるイタリア版に並び、英語とフランス語による版があり、アジア圏では、2017年に発行の韓国版、そして先に述べた中国版がある。また、スペイン語版の再刊も予定されている。

 このたびの日本版の刊行は、バチカンと日本の交流の歴史に光を当て、その調査研究を通し、両国のさらなる友好に寄与することを目的にした、角川文化振興財団の「バチカンと日本100年プロジェクト」の一環として計画されたものである。

 同プロジェクトは、この計画について、「ローマ教皇庁の思想、政策を理解する道しるべとして、全世界のカトリック教徒から注目されているLa Civiltà Cattolicaの日本版の発行は、バチカンと日本の関係をより強固にする」ものと、公式サイトの中で述べている。

 同プロジェクトによれば、「ラ・チビルタ・カットリカ」日本版は、同誌の多くの記事から厳選したものを、2021年4月から隔月で発行する予定としている。

 「ラ・チビルタ・カットリカ」の現編集長でイエズス会士のアントニオ・スパダーロ神父は、このたびの日本版誕生に寄せたビデオメッセージ https://youtu.be/Cg9OmX-WCQo  で、同誌の文化的見解は、常に教皇庁の考えと一致するものであり、この教皇や教皇庁との特別な絆は、教皇フランシスコも述べているとおり、同誌の「本質的な特徴」である、と強調している。

 また、スパダーロ編集長は、教皇フランシスコがかつて同誌に宛てたメッセージで、「紙面から対話し合う周縁の声が湧き上がってくる」と記したことを紹介。この「周縁と周縁の対話」こそ、「ラ・チビルタ・カットリカ」の意義を伝えるイメージである、と説明した。

 「日本は常にイエズス会の心の中にあった」とスパダーロ編集長は語り、その意味で、この創刊は、日本語において、日本の文化と世界の他国の見解の互いの紹介を通した交流という、一つの夢を実現することになる、と話した。

 さらに、同神父は、「ラ・チビルタ・カットリカ」日本版の構想が、2019年11月の教皇フランシスコの訪日の中で生まれたことを明かしている。

 「著者と読者の間には、思考と友好関係に近い感情のコミュニケーションが行き交う」という、1851年に同誌に記された言葉を引用しながら、スパダーロ編集長は、同誌から文化の懸け橋となる友好関係が生まれることを願った。

07 11月 2020, 16:15