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内赦院:死者のための全免償、11月のすべての期間に拡大 (写真:ローマ・ヴェラーノ墓地) 内赦院:死者のための全免償、11月のすべての期間に拡大 (写真:ローマ・ヴェラーノ墓地)  (ANSA)

内赦院:死者のための全免償、11月のすべての期間に拡大

死者のための全免償が、今年は、パンデミック危機のために、信心業の実践上の状況と信者たちの安全を考慮し、11月中全体にわたり得られることになった。

 教皇庁内赦院は、このたび、2020年11月に限定された免償規定を発布した。

 当規定によれば、現在の新型コロナウイルス感染症拡大予防措置に対応し、信心業を実践する上での状況、および信者たちの安全確保を考慮し、死者のための全免償を、2020年の11月中にわたり得られるものとする。

 内赦院は、新型コロナウイルス感染症のために、「免償の手引き(Manuale delle Indulgenze)」の規則にある、煉獄の魂に譲ることのできる全免償を得るための敬虔な信心業の条件に変更を加えられないかとの、司牧者たちからの少なからぬ請願に応え、人々が集まることが禁じられている場所でそれが生じないことを目的に、教皇フランシスコの特別な許可を得て、今年、以下の条件を以下のように制定し、決定した。

 a.  11月1日から11月8日までの各日において、故人のために、たとえ精神の上だけでも、墓地を訪問し、祈る者に与えられる全免償を、11月中の他の日々に代替できる。これらの日々は、個々の信者が自由に選ぶことができ、それぞれの日が離れていても可能である。

 b. 「死者の日」を機会に、聖堂を敬虔に訪問し、「主の祈り」と「信仰宣言(クレド)」を唱えることで与えられる11月2日の全免償は、「死者の日」の前後の日曜日、あるいは「諸聖人の日」に代替できるものであるが、信者が個々に選べる、11月中の別のある1日に代替することもできる。

 高齢者、病者、そして、たとえばパンデミック時において、多数の信者が聖なる場所に集まることを避けるために当局から出された制限令など、重大な理由のために外出できないすべての人は、他のすべての信者と心を合わせ、あらゆる罪から完全に離れようとする心を持ち、全免償を得るために必要な通常の3つの条件(ゆるしの秘跡、聖体拝領、教皇の意向に従った祈り)を可能な限り早く果たす意志を持ち、イエスあるいは至福なるおとめマリアの聖画像の前で、敬虔に死者のための祈り、たとえば、「教会の祈り」(聖務日課)中の「死者の日」に唱える聖務の朝と晩の祈り、あるいは、ロザリオの祈り、神のいつくしみのチャプレット、その他、信者に最も親しまれている死者のための祈りを唱える、または、死者の典礼で提案される福音朗読箇所の一つを黙想しながら読む、もしくは自分の生活の苦しみと困難を神に捧げつつ、いつくしみの業を行うことで、全免償が与えられる。

26 10月 2020, 16:57