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バチカンで続く「アマゾン周辺地域のための特別シノドス」 バチカンで続く「アマゾン周辺地域のための特別シノドス」  (Vatican Media)

アマゾン特別シノドス:2週目の全体会議続く

「アマゾン周辺地域のための特別シノドス」の全体会議が続いている。

10月15日(火)、「アマゾン周辺地域のための特別シノドス」は、会議開始後、2週目の全体会議が続いている。

15日午前に行われた第11回全体会議の発表・討議では、「アマゾン地域司教網」によって調整される代表・常任組織の創設が提案され、これによりアマゾンの教会が目に見える形で認識され、より効果ある共通の司牧が行えるようになることが期待された。

また、一部の人々の利益追求のために、先住民族が住み慣れた土地を追われ、自然が破壊されるなど、アマゾンで起きている様々な搾取から住民と環境を守るために、常駐の監視組織の必要も意見として上がった。

同日午後の第12回全体会議では、気候変動や人間の手によるアマゾンの破壊は、全人類の問題であるという認識から、これらの問題に貢献するために、教皇庁立科学アカデミーをはじめ、科学者や専門家たちによる国際レベルのグループの結成なども提案された。

司祭不足問題については、アマゾン地域の70%の共同体が、年に1回か2回しか司祭による訪問を受けられず、復活祭や降誕祭などの重要な祭日にもミサに与れないという現実がクローズアップされた。

こうしたことから、司牧者を求めて他のキリスト教教会に移る人々もおり、カトリック教会はこの状態に無関心でいることはできない、と意見された。

召命問題に対する祈りの重要性も強調された。福音の世話は神に属することであり、神に解決を祈り求める姿勢が大切とも述べられた。

16 10月 2019, 19:35