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バチカンで開催中の「アマゾン周辺地域のための特別シノドス」 バチカンで開催中の「アマゾン周辺地域のための特別シノドス」  (Vatican Media)

アマゾン特別シノドス:全体会議2日目

「アマゾン周辺地域のための特別シノドス」は、2日目に入り、本格的な発表と討議が始まった。

10月8日、「アマゾン周辺地域のための特別シノドス」は、全体会議2日目に入った。

同日、午前と午後にわたり行われた全体会議では、本格的な発表と討議が始まった。

8日午前の第3回全体会議では、アマゾン地域で住民の権利を守る指導者らが犯罪の犠牲となる一方で、国家からは十分な安全が保障されない現実に対し、人権や環境保護の立場から教会のさらなる連帯を訴える意見があった。

また、地下資源の採掘作業の廃棄物による河川の汚染、コカなどの栽培のために伐採される森林の危機に対し、教会は地域の社会・環境を保護するために必要な法整備に叫びを上げるべき、との声が聞かれた。

さらに、失業や暴力、人身取引から逃れるため、アマゾン地域から都会に移民せざるを得ない先住民たちの悲劇についても言及があり、教会が若者たちを保護する必要が説かれた。

遠隔地でのミサにおける司祭の不足について、ある司教らは、共同体の指導者などから既婚者を司祭に叙階する可能性について考察を深める必要を提案する一方、これに対し、このような解決法は司祭を単にミサの執行人としてしまう危険があり、人々が真に必要としているのは、キリスト教生活の師、キリストの現存を具体的に伝える司牧者の存在である、との考えが述べられた。

同日午後の4回全体会議では、アマゾン地域の環境破壊に対し、より国際社会に訴えかける必要、また、先住民や社会運動をより理解するために、耳を傾け、対話することの重要性、などが述べられた。

司牧的テーマでは、先住民の終身助祭の積極的な育成が提案されたほか、司祭不足を解消するために、アマゾン地域だけでなく、カトリック世界全体が今一度、召命問題を真剣に考える必要があるとの意見も出された。

09 10月 2019, 14:47