検索

シノドス閉会ミサに参加した若者たち 2018年10月28日 シノドス閉会ミサに参加した若者たち 2018年10月28日 

若者と共に、26日間にわたるシノドスの終了

「若者」をテーマとしたシノドスが、10月28日、教皇と司教らによる閉会ミサをもって終了した。

「若者、信仰そして召命の識別」をテーマとした「世界代表司教会議(シノドス)第15回通常総会」は、10月3日から28日までバチカンで開催された。

26日間にわたる同シノドスには、各国の司教協議会や、東方典礼カトリック教会、教皇庁などから267人の司教が参加。日本からは、札幌教区の勝谷太治司教が参加した。

この他、協力者としての専門家、また、34人の若者たちをはじめ、世界各国から傍聴者が会議に招かれた。

「若者」をテーマとするこのシノドスに先立ち、今年3月には、青年たち自身による準備ミーティングがローマで開催された。このミーティングには300人が直接参加したほか、多くの若者がインターネットを介して意見を述べた。

また、シノドス準備のための、インターネットを通した質問書に、世界のおよそ10万人の青少年が回答を寄せた。

今年6月には、これらの結果などを基に、「討議要綱が」発表された。

10月3日の開会ミサで幕開けしたシノドスでは、「討議要綱」の全3部のテーマ(「第1部 認める:現実に耳を傾ける教会」、「第2部 判断する:信仰と召命の識別」、「第3部 選択する:司牧的・宣教的回心の歩み」)に沿って、連日、全体会議と、言語別の小会議が行われた。そして、閉会前日10月27日、司教らによって最終文書が採択された。

10月28日、教皇フランシスコと司教らは、バチカンの聖ペトロ大聖堂で閉会ミサをとり行った。

このミサの終わりには、参加司教たちから若者たちに宛てた「手紙」が発表された。

28 10月 2018, 18:51