親族の安否を案じ刑務所前に集った人々 2021年9月30日 エクアドル・グアヤキル 親族の安否を案じ刑務所前に集った人々 2021年9月30日 エクアドル・グアヤキル 

教皇、エクアドル刑務所内の暴動に悲しみ

教皇フランシスコは、エクアドルの刑務所で起きた暴動に深い悲しみを表明された。

 教皇フランシスコは、エクアドルの刑務所での暴動に深く心を痛めると共に、人々が犯罪への隷属から解放されることを願われた。

 10月3日(日)の正午の祈りで、教皇は、先日エクアドルの刑務所で起きた暴動に言及された。

 同国西部グアヤキルのリトラル刑務所で、9月28日、対立する二つの犯罪組織の双方の服役メンバー間で抗争が発生。刑務所内での銃撃を含む暴動により116人の受刑者が死亡、およそ80人が負傷した。

 暴動は、刑務所内での一つの犯罪組織のリーダー格の誕生日祝いを発端とし、反発したもう一つの犯罪組織のメンバーとの間で激しい争いが勃発。地元報道によれば、同国の刑務所の歴史の中で最多の犠牲者をもたらした惨事となった。

 エクアドルではこのところ刑務所内での緊張が高まっており、今年2月にも、4か所の刑務所で同様の暴動によって少なくとも79名の受刑者が死亡している。

 教皇はグアヤキルの刑務所の暴動の犠牲者と遺族のために祈りながら、「最も貧しい人々を奴隷化する犯罪の傷をいやしてください」、「刑務所生活をより人間的なものにするために日々努力する人々を助けてください」と神に願われた。

03 10月 2021, 15:46

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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