商店街で警備にあたる治安部隊 2021年7月15日 南アフリカ・ヨハネスブルグ・アレクサンドラ地区で 商店街で警備にあたる治安部隊 2021年7月15日 南アフリカ・ヨハネスブルグ・アレクサンドラ地区で 

南アフリカ:教皇「平和への努力と貧しい人への支援を」

教皇フランシスコは、南アフリカにおける暴動を憂慮され、政治責任者らに貧しい人々への支援を訴えられた

 教皇フランシスコは、7月18日(日)バチカンで行われた正午の祈りで、南アフリカの情勢に言及された。

 南アフリカでは、7月7日のジェイコブ・ズマ前大統領の収監をきっかけに、同前大統領の支持者らによる抗議デモが起こり、一部の人々が暴徒化し、略奪や、放火、破壊行動に走った。市民たちの日頃の生活の不安や不満も重なり、暴動は各地に連鎖、デモ隊と治安部隊の衝突や混乱の中で、すでに200人以上の死者を出している。

 教皇は南アフリカに向けたアピールで、パンデミックによって同国の経済と医療が危機にある時、これらの暴動が国民の置かれた状況をさらに悪化させていることに憂慮を表された。

 教皇は南アフリカの司教らと一致し、同国の政治責任者らに対し、平和のために努力し、貧しい人々に支援の手を差し伸べるために協力するよう訴えた。

 そして、教皇は、すべての人々の調和のうちに再生するという、南アフリカの国民を導いてきた願望を忘れることのないようにと呼びかけられた。

18 7月 2021, 17:04

お告げの祈り(アンジェルスの祈り)は、神の御子の受肉の永遠の神秘を思い起こす祈りです。この祈りは、朝の6時、正午、夕方18時頃の3回唱えられ、その時には、お告げの鐘が鳴らされます。アンジェルスの祈りと呼ばれるのは、ラテン語におけるこの祈りの冒頭の部分、– Angelus Domini nuntiavit Mariae – から採られています。この祈りは、イエス・キリストの受肉について語る3つの簡潔な本文と、3回のアヴェ・マリアの祈りからなります。お告げの祈りは、教皇によって、バチカンの聖ペトロ広場で、日曜日とカトリック典礼暦の祭日の正午に唱えられます。祈りの前に、教皇はその日の聖書朗読箇所などを観想する短い説教を行います、祈りの後には、巡礼者たちへの挨拶が続きます。
復活祭から聖霊降臨までは、お告げの祈りの代わりにアレルヤの祈りが唱えられます。これはイエス・キリストの復活を思い起こす祈りで、祈りの終わりには栄唱(グロリア)を3回唱えます。

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