世界水の日:教皇「水は守られるべきもの」
国連の「世界水の日」、3月22日(水)、教皇フランシスコは一般謁見の中で、水の大切さをアピールされた。
3月22日(水)、国連の「世界水の日」が記念された。
貴重な水資源の保全や管理、安全で清潔な水の重要性などへの関心を訴えるこの記念日、教皇フランシスコは、同日の一般謁見の席で、次のように話された。
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今日は「世界水の日」を記念します。
アッシジの聖フランシスコの言葉がよみがえります。「わたしの主よ、あなたがほめたたえられますように。姉妹なる水のために。この姉妹はとても役立ちつつましく貴く清らかです」。
この易しい言葉の中に、わたしたちは、被造物の美しさと、それを守りいたわるようにとの自覚を感じます。
ここ数日、ニューヨークで「国連水会議2023」が開催されます。この会議のよい実りを祈ると共に、この重要なイベントが、欠かせない資源である水の不足に苦しむ人々を助ける取り組みに弾みをつけることを願います。
水は、無駄遣いや搾取の対象、戦争の原因となってはいけません。水はわたしたちと未来の世代のために守られるべきものです。
22 3月 2023, 12:33