トルコとシリアにおける地震の犠牲者に教皇の悲しみ
教皇フランシスコは、トルコ南東部、シリア国境付近で発生した地震の犠牲者を悼み、両国の駐在バチカン大使にご自身の祈りを伝えられた。
教皇フランシスコは、トルコ南東部、シリア国境付近で2月6日発生した地震の犠牲者を悼まれ、電報を通し、両国の駐在バチカン大使にご自身の祈りを伝えられた。
トルコ駐在バチカン大使、マレク・ソルチュィンスキー大司教に宛て、バチカン国務長官、ピエトロ・パロリン枢機卿を通し送られた電報で、教皇は地震により非常に多くの人命が失われたことに深い悲しみを表明された。
教皇は地震の犠牲者の冥福を祈ると共に、遺族らに寄り添い、すべての被災者に精神的連帯を示された。
そして、教皇は救援にあたる人々が神からの勇気と忍耐の賜物に支えられるよう祈られた。
また、教皇は同じ悲しみを、シリア駐在バチカン大使、マリオ・ゼナーリ大司教に、国務長官を通した電報の中で表された。
この中で教皇は犠牲者らの魂を神に託されると同時に、新たな連帯精神のしるしとして救援活動を行う人々のために祈られている。
教皇は長い苦しみの中にあるシリアの人々に、神の力と平和を祈り求められた。
06 2月 2023, 15:27