カトリック教会の「第10回世界家庭大会」2022年6月22日(水)から26日(日)まで カトリック教会の「第10回世界家庭大会」2022年6月22日(水)から26日(日)まで 

「第10回世界家庭大会」開催、6月22日から26日まで

6月22日(水)から26日(日)までカトリック教会の「世界家庭大会」が開催される。

 カトリック教会の「第10回世界家庭大会」が、6月22日(水)から26日(日)まで開かれる。

 国連の「世界家族年」が記念された1994年、聖ヨハネ・パウロ2世は、同年10月に最初の「世界家庭大会」をローマで開催。以来、この大会は家庭司牧を司牧者と信者が共に考える貴重な機会を提供してきた。

 第10回目を迎える今大会のテーマは、「家庭の愛:召命と聖性への道」。

 パンデミックによる一年の延期を経て開かれる今大会は、バチカンおよびローマでのミサやイベントを中心に、中継を交えつつ、世界の教区のそれぞれのイニシチアブと並行して行われる。

 メイン会場のバチカンでは、初日6月22日(水)イタリア時間18時(日本時間23日午前1時)より、教皇フランシスコ出席のもと、パウロ6世ホールで開会フェスティバルが催される。

 以降、23日(木)から25日(土)までは、連日バチカンおよびローマ市内で、ミサ・講演・パネルディスカッションが行われる。

 ミサは、23日(木)イタリア時間午前8時半(日本時間15時)より英語ミサ、24日は同時間よりイタリア語ミサが、聖ペトロ大聖堂・司教座の祭壇で司式される。

 閉会を前にした25日(土)、イタリア時間18時半(※17時15分より変更)(日本時間26日午前1時半)から、教皇フランシスコによるミサが聖ペトロ広場でとり行われる。

 そして、26日(日)正午、教皇による「お告げの祈り」の集いをもって、「第10回世界家庭大会」は終了する。

 パウロ6世ホールにおける連日の講演では、「家庭教会とシノダリティ」、「結婚初期の司牧」、「キリスト者の家庭のアイデンティティーとミッション」などのテーマが予定されている。

 また、パネルディスカッションは、「夫婦たちと司祭、共に教会を築くために」、「デジタル時代のキリスト者」、「家庭の交わり、教会の交わりの形」などをテーマに、バチカンやローマの小教区を会場に討論が行われる。

22 6月 2022, 10:28