教皇、リトアニア首相と会見

　教皇フランシスコは、9月3日、リトアニアのイングリダ・シモニーテ首相とバチカン宮殿で会見された。

　教皇とシモニーテ首相の会談では、教皇庁とリトアニアの良好な関係に満足が示され、特に人間の尊厳や家庭を守るための倫理価値の推進における、キリスト教信仰とカトリック教会の役割が強調された。

　また、共通の関心事項として、パンデミックがもたらした今日の諸問題に対応するための国家間協力や、特にアフガニスタン情勢を背景に、地域的・国際的な平和と安全保障、人道危機などのテーマをめぐって意見が交換された。

　シモニーテ首相は、教皇との会談に続き、バチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿および外務局長ポール・リチャード・ギャラガー大司教とも会見した。