火災で壊滅的被害を受けたギリシャ・レスボス島モリラ難民キャンプ  火災で壊滅的被害を受けたギリシャ・レスボス島モリラ難民キャンプ  

ギリシャ難民キャンプ火災:教皇、行き場失った人々に連帯

教皇フランシスコは、ギリシャの難民キャンプの火災で行き場を失った人々に、連帯を示された。

教皇フランシスコは、9月13日(日)の正午の祈りの集いで、先日ギリシャの難民キャンプで発生した火災に言及、避難所さえ失った難民たちの身の上を案じられた。

およそ1万3千人が生活するレスボス島モリア難民キャンプで、9月9日発生した火災により、キャンプ施設の大部分が焼失、多くの難民・移民が行き場を失った状態になっている。

この席で教皇は、2016年4月にレスボス島の難民キャンプを訪問した際、エキュメニカル総主教バルソロメオス1世と、アテネおよび全ギリシャ大主教イエロニモス2世と共に「移民、難民およびヨーロッパに亡命を求める人々に、人間的で尊厳ある受け入れ」を保証するようにアピールしたことを改めて思い起こされた。

教皇はこの悲劇的な出来事のすべての被災者に、連帯と精神的一致を表明された。

13 9月 2020, 15:59