教皇、マダガスカル国民にメッセージ、訪問を間近に

教皇フランシスコは、マダガスカル訪問を控え、同国の人々にビデオを通じメッセージをおくられた。

教皇フランシスコは、マダガスカル訪問を控え、同国の人々にビデオを通じメッセージをおくられた。

9月4日から10日までの日程で、教皇はアフリカ東部の3国、モザンビーク、マダガスカル、モーリシャスを順次訪れる。

マダガスカルはこの3か国歴訪の2番目の訪問国となる。教皇はマダガスカルの首都アンタナナリボに、現地時間の9月6日(金)夕方到着し、全旅程の最終日10日(火)の早朝まで滞在される。9日(月)には、アンタナナリボから、モーリシャスの首都ポートルイスを訪れ、夕方再び同市に戻られる。

教皇はマガダスカル国民に向けた挨拶で、同国を訪れる喜びを伝えられた。

教皇は、この訪問実現に向けた人々の準備と祈りに感謝を表された。

特に個人や家庭、小教区、病院、刑務所などで捧げられた祈りにお礼を述べた教皇は、滞在中、わずかな場所しか訪問できないが、ご自身の祈りと神の祝福をすべての人に届けたいと話された。

教皇は、マダガスカルの美しい自然に言及し、その自然を大切に守らなければならないと呼びかけられた。

そして、マダガスカルにはもう一つ美しいものがある、と述べた教皇は、素晴らしい国民とその聖性を挙げ、この訪問で皆の信仰を励ますと共に、その信仰から汲み取りたいと語られた。

教皇はこの訪問の実りを聖母に託して祈られた。

02 9月 2019, 11:52