ルルド聖母巡礼聖堂 ルルド聖母巡礼聖堂 

教皇:ルルドの聖母巡礼聖堂に教皇使節派遣

教皇フランシスコは6月6日、南フランス・ルルドの聖母巡礼聖堂に教皇使節を派遣すると発表。

教皇のこの決定は、世界に散在する各種巡礼聖堂を管理する教皇庁新福音宣教協議会議長リーノ・フィジケッラ大司教によって公表された。

教皇はこのたびのルルドへの教皇使節として、フランス・リルの補佐司教アントアーヌ・エルール司教を任命された。

ルルドは聖母出現地として世界中に知れわたり、毎年、各国から何万人もの巡礼者が訪れる屈指の聖母巡礼地。

教皇フランシスコは、この巡礼地を訪れる数多くの巡礼者たちが、より豊かな霊的な恵みを受けることができるよう、またさらなる福音宣教に寄与することができるよう、細やかな配慮が施されることを希望されている。

また、ルルドの聖母巡礼地が、巡礼者たちにとって真の意味での祈り場となり、現代社会の要求に適切に応える福音宣教の地となることを、教皇は心から希望されている。

教皇は、家族や友人たちと共に巡礼地に赴くこと自体、すでに一種の福音宣教だと語っている。

07 6月 2019, 12:45