シノドス:司教と若者たち、巡礼の道を歩きペトロの墓へ
シノドス参加司教と若者たちが、ローマ郊外から巡礼の道を歩き、ペトロの墓へと向かった。
バチカンで開催中の「若者」をテーマとするシノドス(世界代表司教会議)に参加する司教らと、ローマの青年たちが、古い巡礼街道を歩いて、バチカンの聖ペトロの墓へと、巡礼を行った。
この巡礼は、教皇庁新福音化推進評議会(議長:リノ・フィジケッラ大司教)が、シノドスの行事として主催したもの。
10月25日午前、シノドスの参加司教や関係者、ローマの小教区の若者たち、およそ300名は、かつての巡礼の道、フランチジェナ街道の一部をたどり、ローマ郊外から、聖ペトロ大聖堂を目指して、およそ6㎞の道のりを歩いた。
フランチジェナ街道は、英国のカンタベリーから、フランス、スイスを経て、北イタリアに入りローマへと向かう、中世の巡礼街道。同街道は、ローマからさらに南イタリアに続いていた。
参加者らは、聖歌を歌いながら出発。ローマ北東郊外カミルッチャ地区から、モンテ・マリオの丘を越え、アンジェリコ通りを経由し、聖ペトロ大聖堂のクーポラを目指して進んだ。
聖ペトロ大聖堂に到着した巡礼団は、教皇フランシスコに迎えられ、聖ペトロの墓前で祈った。
この後、参加者らは、教皇と共に、シノドス事務局・事務局長、ロレンツォ・バルディッセーリ枢機卿司式のミサに与った。
25 10月 2018, 18:27