教皇「シリア支援会合のために祈りを」
教皇フランシスコは、「シリアと地域の将来を支援する」会合のために祈りを呼びかけられた。
6月30日(火)、「シリアと地域の将来を支援する」会合が、欧州連合と国連によって共催される。
教皇は6月28日(日)の正午の祈りで、今回4回目を迎えるこの「ブリュッセル会合」に言及。この重要な会合がシリアと周辺国の人々の状況の改善につながるよう、信者らに祈りを呼びかけられた。
シリア周辺国の中でも、特にレバノン情勢に触れた教皇は、同国の社会・政治・経済的危機が、パンデミックの影響で深刻さを増していることに憂慮を表された。
教皇はシリアと周辺地域で食べ物に事欠く子どもたちを思い、当事国の責任者らに平和への努力を強く訴えられた。
この日、教皇は、同時にイエメンの重大な人道危機のために苦しむ子どもたちへの関心を促された。
さらに、ウクライナ西部を襲った洪水の被害者らに神の慰めと兄弟たちの支援を祈られた。
28 6月 2020, 16:12