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Vatican News
半壊した校舎で授業を待つ子どもたち、シリア北西部イドリブで 2019年2月 半壊した校舎で授業を待つ子どもたち、シリア北西部イドリブで 2019年2月  (AFP or licensors)

教皇、シリア大統領に市民の保護を願う書簡

教皇フランシスコは、シリア大統領に、人道的悲劇をくい止めるよう願う書簡を送られた。

教皇フランシスコは、シリアのアサド大統領に、人的被害の拡大を止め、国際共同体の協力のもと、対話を通した和平プロセスを取り戻すよう呼びかける書簡を送られた。

この書簡は、教皇が6月28日付で記したもので、7月22日、ダマスカスを訪問した教皇庁人間開発省長官ピーター・コドボ・アピア・タークソン枢機卿によって同大統領に手渡された。

バチカン国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿によれば、教皇はこの書簡を通し、市民の人命の保護と、学校、病院など基本的な社会基盤の維持を願われ、特にシリア北西部イドリブにおける人道的悲劇の拡大を止めるようアピールされた。

また、教皇は書簡で、避難民の安全な帰還のための具体的な保証、拘束者の解放、離散家族の情報アクセスへの援助、政治的理由で収監された人々への人道的配慮を希望している。

パロリン枢機卿は、教皇はこの書簡で「和解」という言葉を何度も用いながら、シリアが長い内戦の後で兄弟愛を取り戻し、和解をもって分裂と憎しみを乗り越えるよう祈られている、と話した。

23 7月 2019, 17:01