バチカンの新しい広報局長に任命された、マテオ・ブルーニ氏(右) バチカンの新しい広報局長に任命された、マテオ・ブルーニ氏(右) 

バチカン人事:新広報局長にマテオ・ブルーニ氏

教皇フランシスコは、バチカンの新しい広報局長に、広報局のメディア・オペレーション責任者、マテオ・ブルーニ氏を任命された。

教皇フランシスコは、7月18日、バチカンの新しい広報局長として、マテオ・ブルーニ氏を任命された。

ブルーニ氏は、1976年、英国に生まれた。ローマ大学ラ・サピエンツァ文学部卒業後、2009年より、バチカン広報局勤務。登録担当課のコーディネーターを務める。2013年より、教皇の海外司牧訪問における、報道関係者のためのオーガナイザーおよび引率責任者。2016年、メディア・オペレーションおよび登録担当課責任者。長年にわたり、カトリック教会系の人道援助や高齢者支援の活動に携わってきた。

**********

また、教皇フランシスコは、同日、アレッサンドロ・ジソッティ氏(45)と、セルジョ・チェントファンティ氏(59)を広報省編集局の副編集長に任命した。

ジソッティ氏は、ローマの国連組織の広報に携わった後、2000年、バチカン放送局の編集者となり、2011年より副編集長を務めた。バチカンのメディアの組織改革後、2017年、広報省のソーシャルメディアのコーディネーター、2018年12月からは、グレッグ・ブルク前局長辞職に伴い、暫定広報局長の任にあった。

チェントファンティ氏は、ジャーナリストとしてカトリック系の新聞・雑誌等で活動後、1986年より、バチカン放送局の報道番組に従事、様々なニュース番組の副責任者、責任者を歴任した。2017年から、広報省のマルチメディア編集センターでラジオ番組および「バチカン・ニュース」のコーディネーターを務めていた。

18 7月 2019, 14:58