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写真ギャラリー:今年の降誕祭のモミノキとプレゼピオ、北イタリアから

バチカンの聖ペトロ広場で、クリスマス・ツリーとプレゼピオの準備が始まった。

バチカンの聖ペトロ広場に、北イタリアからクリスマス・ツリーが到着した。

待降節と降誕節の間、バチカンの聖ペトロ広場を彩る、モミノキと大型プレゼピオ(イエスの降誕の場面を再現した馬小屋の模型)は、毎年、異なる国々・地域から贈られる。

バチカンの広場で2018年度の降誕祭を飾るモミノキは、イタリア北部フリウリ・ベネチア・ジュリア州のカンシリオの森林から届けられた。

このツリーは高さおよそ21m、樹径50㎝、根元からの円周は最大10m。フリウリ・ベネチア・ジュリア州とコンコルディア=ポルデノーネ教区によって贈られた。

広場に立てられたツリーは、今後バチカン市国行政庁の職員たちによって装飾される。

一方、ツリーの隣に製作される大型プレゼピオは、今年は同じく北イタリアからのもの。ベネチア州イェーゾロ市とベネチア総大司教区によって、非常に珍しい「砂のプレゼピオ」が製作・贈呈される。

「砂のプレゼピオ」は、圧力をかけて固めた砂の塊を彫刻して作る。

現在、聖ペトロ広場では、ピラミッド状に組まれた型に砂を詰め、機械で固める作業を行っている。

この後、ロシア、オランダ、チェコ出身の彫刻家チームによって、プレゼピオが彫られていく。

イェーゾロ市では、2002年より、砂彫刻のプレゼピオを製作・展示している。砂のプレゼピオがバチカンで披露されるのは、今回が初めてである。

彫刻家らによれば、このプレゼピオは、接着剤など一切加えず、砂と水だけで製作される。砂で大理石のような彫刻を作ることは難しく思われるが、ドロミーティの地質が生んだイェーゾロ海岸の砂は、こうした彫刻に適しているという。

砂を彫るのは難しい作業だが、砂は柔軟に使える素材でもあるため、失敗してもやり直しがきくほか、早く掘り進むことができる、と彫刻家の一人は語り、およそ16メートルの彫刻を2週間で製作するには、大理石では不可能だろうと話した。

モミノキの点灯式とプレゼピオの完成は、12月7日を予定している。

23 11月 2018, 19:12