レオ14世「平和のための解決を皆で模索する必要」強調
教皇レオ14世は、ローマ郊外にバチカン放送送信センターを訪問後、イタリア放送協会のニュース番組のインタビューに答えられた。
教皇レオ14世は、6月19日、ローマ郊外、サンタ・マリア・ディ・ガレリアのバチカン放送送信センターを訪問、その終了後イタリア放送協会のニュース番組Tg1のインタビューに答えられた。
世界情勢をめぐる質問で、教皇は「多くの無実の人々が亡くなっている」悲劇的な状況を前に、「武力に頼ることを何が何でも避けなければならない」と平和を改めて呼びかけ、「外交的対話を通して、皆で解決を模索する必要」を強調された。
教皇はこの日訪問したバチカン放送送信センターをめぐり、「この送信所とアンテナについては知らなかった」と話しつつ、ラテンアメリカでの宣教中、またアフリカ諸国を聖アウグスチノ修道会の総長として視察中、いつも小さなラジオを携帯し、他の通信がない状況においても、夜バチカン放送のニュースに耳を傾け、ためになる言葉を聞くことができた、と語られた。
同センターの敷地内に営農型太陽光発電所を設営する計画について、教皇は、皆が気候変動について知ることになった今、教会の取り組みをモデルとして世界に示すよい機会になるだろうと話された。
20 6月 2025, 10:19