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聖アウグスチノ修道会総長館を車で後にする教皇レオ14世 2025年5月13日  聖アウグスチノ修道会総長館を車で後にする教皇レオ14世 2025年5月13日   (ANSA)

レオ14世、聖アウグスチノ会総長館を訪問

教皇レオ14世は、聖アウグスチノ修道会総長館を訪問、礼拝堂でミサを捧げた後、共同体の会員らと昼食を共にされた。

 教皇レオ14世は、5月13日、バチカンの広場からほど近い、聖アウグスチノ修道会の総長館を私的に訪問された。

 レオ14世は、ご自身が聖アウグスチノ会の総長を務めていた2001年から2013年の間にこの総長館の共同体で生活していた。また、2023年、教皇庁司教省長官に任命された後も、同共同体との交流を大切にされてきた。

 同日正午前、聖アウグスチノ会総長館で会員らに迎えられた教皇は、礼拝堂でミサを捧げたのち、共に昼食のテーブルを囲まれた。そして、15時頃、同館を後にされた。

 聖アウグスチノ会総長アレハンドロ・モラル・アントン神父は、レオ14世の訪問についてバチカンのメディアのインタビューに答え、会員らは以前から同教皇をよく知っているため、その訪問のひと時は家族的で快いものであったと述べた。

 教皇はこの訪問でアウグスチノ会士だけではなく、調理師ら、総長館で働く人々にも挨拶されたという。

 同総長によれば、レオ14世は、登位以前は総長館によく立ち寄り、皆と食事を共にしていたこともあり、その感謝を伝えるために来られたという。また、会員らも今回の「教皇」としての初めてのその訪問を大いに喜んだ、と語った。

 モラル・アントン総長は、レオ14世は、聖アウグスティヌスが命ずるように、互いに思いやりあって暮らすようにと皆に願われた、と話した。

13 5月 2025, 18:32