「ノヴェンディアーリ」をめぐり承認、枢機卿らの第2回全体会議
教皇フランシスコの逝去を受けて、枢機卿団の第2回目の全体会議がバチカンで開かれた。
バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長は、4月23日夜、報道関係者との会見で以下の情報を伝えた。
同日17時からバチカンのシノドスホールで行われた枢機卿団による第2回目の全体会議には、およそ百人(103人)の枢機卿が出席した。
会議は「ヴェニ・サンクテ・スピリトゥス(聖霊来てください)」の祈りで始まり、亡くなった教皇フランシスコのための祈りが続いた。
この席では、まだ宣誓を行っていない枢機卿たちが、使徒憲章「ウニヴェルシ・ドミニチ・グレジス」に従い宣誓した。
また、ここでは「ノヴェンディアーリ」(ローマ教皇の逝去に続く9日間の喪の期間)をめぐる予定表が承認された。
同会議は18時半に終了した。
次回の枢機卿団の全体会議は、4月24日午前9時に開催される。
今晩(4月23日夜)から26日まで、毎日21時より教皇フランシスコのためのロザリオの祈りが、聖マリア大聖堂(サンタ・マリア・マッジョーレ)でとり行われる。
当局の発表では、本日午前11時から19時半までの間に、およそ2万人の信者が教皇フランシスコへの弔問に訪れた。
また、ここ数日の行事のために、現段階で2200人以上のジャーナリストとメディア関係者が、広報局に登録申請した。
23 4月 2025, 22:45