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バチカンでのロザリオの祈りに、教皇、感謝と祝福のメッセージ

教皇フランシスコは、バチカンで行われたロザリオの祈りの集いに、病院で録音した音声メッセージをおくられた。

 教皇フランシスコは、3月6日、バチカンの聖ペトロ広場で行われたロザリオの祈りの集いに、音声メッセージをおくられた。

 ローマのアゴスティーノ・ジェメッリ総合病院で入院生活をおくられている教皇の早期の回復を願い、現在、教皇庁の関係者らによってロザリオの祈りが毎晩広場でとり行われている。

 6日夜に行われたロザリオの祈りの集いは、アンヘル・フェルナンデス・アルティメ枢機卿が導入を行い、広場に集った多くの人々は共に心を合わせ、教皇の健康のために祈りを捧げた。

 この集いの冒頭、同枢機卿により、教皇フランシスコの音声メッセージが紹介された。

 このメッセージは、広場の人々の祈りと、様々な人より毎日寄せられる親愛と祈りのメッセージに感謝を表すため、教皇が入院先の病院で録音したもの。

 教皇はこの短いメッセージをスペイン語で、次のように述べられた。

 「広場でわたしの健康のために祈ってくださる皆さんの祈りに心から感謝します。ここから皆さんと共にいます。神が皆さんを祝福してくださいますように。聖母が皆さんを守ってくださいますように。ありがとうございます。」

 この音声メッセージが流れた後、息切れがやや感じられる、しかしいつもの温かい教皇の声に、広場の人々から大きな拍手がわき上がっていた。

06 3月 2025, 22:32