教皇、安定した容体、選出12周年に病院スタッフからケーキ
入院中の教皇フランシスコの3月13日(木)の様子についてバチカン広報局が伝えた。
VATICAN NEWS
教皇フランシスコは、3月13日(木)、教皇選出から12年を迎えられた。
現在、ローマのアゴスティーノ・ジェメッリ総合病院に入院中の教皇の同日の様子について、バチカン広報局は、正午過ぎ、次のように伝えた。
今朝も教皇は、パウロ6世ホールでカプチン会士ロベルト・パソリーニ神父の指導により行われている黙想会にビデオ中継を通して参加された。
この後、教皇は病室に隣接した礼拝堂で祈られた。教皇は、薬物療法と運動理学療法を含む、指示された治療を受けられた。
教皇は午前中、夜間の非侵襲的人工呼吸から、鼻カニューレによる高流量酸素療法に移られた。
教皇には、学校、団体、修道会、そして児童や青少年たちからバチカンに送られた数百通ものメッセージが届けられた。
翌日、午前10時半より、駐バチカン外交団の参加のもと、バチカン宮殿のパオリーナ礼拝堂で、国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿の司式のミサが捧げられる。
明日から、教皇のためのロザリオの祈りは、再びバチカンの聖ペトロ広場で、時間を19時30分からに変更して行われる。
本日夜は、新たな医学的報告は行われない。
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さらに、同日夜、広報局は次のように発表した。
午後、教皇の選出12周年を祝うために、病院スタッフが教皇の病室にろうそくを灯したケーキを運んだ。
同じく午後、教皇はパウロ6世ホールからのビデオ中継を通し、教皇庁関係者のための黙想会に参加した。
その後、教皇は呼吸療法を再開、日中の鼻カニューレによる高流量酸素療法に変わり、夜間の非侵襲的人工呼吸を続けられた。
教皇の容体は、複雑な臨床像の中で安定している。
明日夜、新たな医学的報告が待たれる。
13 3月 2025, 21:01