教皇、子どもたちをテーマにした文書準備を予告

　教皇フランシスコは、2月3日、バチカンで開催された、子どもの権利をめぐる「世界リーダー・サミット」で、閉会の言葉を述べられた。

　教皇はこの席で、今日バチカン宮殿が、しばしば傷つけられ、搾取され、否定された、世界の子どもたちの現状をめぐる、開かれた「観測所」となったことに感謝を述べられた。

　そして、何よりも参加者らの経験と共感が、子どもたちの権利についてのテーマ別グループの意見交換を生き生きとした「作業場」とした、と述べられた。

　教皇は、カトリック教会として子どもたちの権利の保護に対する取り組みを続けると共に、子どもたちをテーマにした文書を、書簡あるいは勧告書等の形で、準備する旨であることを告げられた。