パロリン枢機卿「キューバの受刑者解放の知らせは希望のしるし」
バチカン国務長官パロリン枢機卿は、キューバの受刑者の解放のニュースを受け、「聖年の始まりにおける大きなしるし」とコメントした。
VATICAN NEWS
バチカンの国務長官ピエトロ・パロリン枢機卿は、1月15日、バチカンのメディアに対し、「キューバの受刑者553人の段階的解放の知らせは、この聖年の開始にあたり、大きな希望のしるしである」と述べた。
そして、「ハバナ当局がこの決定を、教皇フランシスコが聖年布告の勅書で、また聖年をめぐる様々な機会おいて呼びかけてきた慈悲の行為に直接結びつけていることは重要である」と話した。
同枢機卿は、「2024年は、米大統領による数十件の死刑判決の終身刑への減刑と、ジンバブエの死刑廃止のニュースで幕を閉じた」ことに言及しつつ、「この2025年がこのような方向へと進み、特にいまだ継続中の多くの紛争の停戦など、良いニュースが増えていくことを願う」と語った。
16 1月 2025, 09:26