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教皇「子どもたちが信仰と家庭の喜びのうちに育つように」

「主の洗礼」の祝日、教皇フランシスコはバチカンのシスティーナ礼拝堂で乳児の洗礼式をとり行われた。

 カトリック教会の典礼暦で「主の洗礼」を祝った1月12日(日)、教皇フランシスコはミサの中で乳児の洗礼式をとり行われた。

 毎年バチカンのシスティーナ礼拝堂で行われるこの恒例の儀式で、今年はバチカン職員の子ら21人が洗礼を授かった。

 教皇はミサの始めに、緊張した面持ちの両親らに、「今日は赤ちゃんたちが主役です。わたしたちは秘跡と祈りをもって奉仕しなければなりません」と述べ、儀式の最中でも子どもたちが居心地の良いように遠慮なく世話をするようにと招かれた。

 そして、「今日、両親の皆さんはもとより、わたしたち皆と教会は、最も大きな恵みを与えられました。それは子どもたちの信仰という恵みです」と教皇は話し、関係者らと喜びを分かち合った。

 また、教皇は洗礼の儀式に入る前に、両親と代父母に説教に代わる短い言葉を向けられ、「皆さんのお子さんたちの洗礼式を続けましょう。子どもたちが信仰と、家庭の喜びのうちに、真の人間として成長できるように主に願いましょう」と述べられた。

 続いて行われた儀式で、教皇は子どもたち一人ひとりの名を呼びつつ、額に聖水を注ぎ、洗礼の秘跡を授けられた。

 

12 1月 2025, 13:47